印鑑は職人さんの手彫り

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重要な取引や契約の際に用いられる印鑑の事を、実印と呼びます。
これは、個人を特定するために用いられる印鑑の事で、実印証明書というのが発行されるほど、重要な個人情報の一つです。
契約締結の際に実印を用いて、契約者が真に本人であることの証明とします。このため、同じ実印が複数あっては困るので、実印になる印鑑の印影は、世界で一つだけのものであることが必要になります。

実印を購入する時は、判子屋さんで量産されている同じ印影の印鑑では無く、職人さんの手が描いた印影であることが好ましいと言えます。最近の印鑑は、ロボットが特定のフォントを読み込んで彫っているため、印影が全く同じものができてしまっており、その印鑑で金銭の取引や契約などを行ってしまうのは非常に危険です。
シャチハタのように、銀行などの金銭取引では使えないものだと思ってしまう部分もありますが、実際に不正に預金が引き出された事件が起こっているのです。

職人さんの手で彫られた印鑑は、職人さんの手先の感覚のみで文字が彫られているため、同じものが出来ることはありません。さらに、ロボットが彫ったものとは違い、くっきりとした印影を残せるように仕上げもしっかり行ってくれます。そのため、仕上がるまでには時間がかかりますが、出来上がった実印はとても味のあるものに仕上がっていることでしょう。使用者の安全面や利便性も考えて、印影部分だけでなく、印鑑の全体もきれいに仕上げてくれるはんこ屋さんや職人もいます。

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